第1話



ディック
「やあ。
俺はディックという、今どき珍しい溜めキャラだ。」


クレス
「・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。

は?
タメキャラってなんですか?」


ディック
「うむ。
溜めキャラとは、後ろとか下に溜めることで必殺技が出せるキャラのことだ。
たまに前に溜めたり、ボタンで溜めるキャラもいるから要注意だ。」


クレス
「後ろに…下ぁ?
何をどこに溜めるんですか?
言ってることがわかりません隊長!」


ディック
「だからレバーをその方向に入れっぱなしにするんだよ。
そうすると溜まるんだ。
クレスは溜めキャラじゃないから理解できないかもな。」


クレス
「わかりません。
何の話なんですか?」


ディック
「格闘ゲームだぞ。
他に何があるんだよ。」


クレス
「隊長が格ゲーのキャラなんですか?
そういう設定?」


ディック
「どうやら俺とクレスでは「世界」が違ってるらしいな。
さっさとこっちに来い。」


クレス
「ぐえぇっ!?」


ディック
「どうだ。
まいったか。」


クレス
「おおお〜。
なんか急に話がわかっちゃいましたよ。
ワタシはコマンドキャラですね〜♪
すげー。
極太ビームサイコー。
びーーーーーーーーーーーーむ!!」
ズビビビビビ!

ディック
「ぶぎょぶぶぶぶぶぶぶぶ!?」


クレス
「あ、ごめんなさい?」


エファード
「何やってんだお前たちは?
そんなアホでよく今まで戦死しなかったな。」


ディック
「誰だお前。」


クレス
「髪型がエロゲの主人公みたいっすねー。」


エファード
「急に蘇生すんな。
俺だよ俺。」


ディック
「オレオレ詐欺か。
俺達の世界は1万年後だぞ?
そんな原始人みたいな手に引っかかるかよ。」


エファード
「そうか、俺のこと、PGVSXS簡易版に出てないから知らないというオチだな。」


ディック
「そうなんだよエファード。」


クレス
「そうなんですよエファードさん。」


エファード
「どーせそうくると思ったよ。
ところでさ。
サンプル画面にちょっとだけ出てるけどあれだけなんてひどいと思わんか?
俺、波○拳とか昇○拳とか使える基本キャラのはずなのに。
なんで登場しないんだ。」


ディック
「髪型がエロゲっぽいからじゃねえの。」


クレス
「いやいや。
厳正な審査で決まったらしいですよ。
4人とも。」


ディック
「何でそんなこと知ってんだ。」


クレス
「さようなら。」


エファード
「あ、おい!」


ディック
「????
逃げたのか?」


エファード
「・・・・・・。」


ディック
「・・・・・・。」


ディック
「邪悪のゴズマをキャッチしたぜ!」


エファード
「あ?
邪悪の何だって?」


ディック
「んじゃ俺も行ってくる。」
シュタ!


エファード
「ワケのわからん奴らだ
よく一緒に戦ってられるよな俺も。」


エファード
「というわけでお開きだな。
それでは皆さんさいならー。」





モドル